THE SURFER'S JOURNAL JAPAN 12.4
たとえばジェリーがマウイに住んでいたときのこと。
「パイブラインにいつ波が立つかわからないから、風が吹いているホキパにパドルアウトするんだ。パイブラインのためのトレーニングになるから」
って言って沖に出ていくんだ。 あまりにもかったるいコンディションだから、わたしは「そこまでしなくてもいいや」ってなっちゃうんだけどね。 当時からジェリーは「キープパドリング」と言いつづけていた。 サーフインはちょっとやらないと、いざパドリングしたときにすぐに思い知らされる。 最近じゃ本当にそれが顕著で、わたしはあきらめようなんて気分になつちやっているけれど、そういうところで、ジェリーは違う。 ふだんからちゃんとサーフインをして体を整えていれば、いざというときにしんどくない。 そのためにどんなコンディションの海でもサーフィンに励むし、ヨガもやる。 サーフインに対する態度にいっさいの妥協がない。 近くで見ていればわかるけれど、真似しようと思ってもかんたんにできるものじゃないんだ。
THE SURFER'S JOURNAL JAPAN 12.4
バックサイドのクロスステップについて
以下参考、Honolua Blomfield
- ターンをする時は後ろ足が波側にある、ように見える
- クロスステップをする時は後ろ足が波と反対側にある、ように見える
- ターンをする時もクロスステップをする時も、前足の横軸の位置は変わらない(ストリンガーの上にある)、ように見える
クロスステップ中〜ノーズライディング中は前足のつま先は完全に前を向いている、ように見える.
ターンしてからクロスステップする瞬間、前足のつま先が浮いているのが見える。ここでつま先の向きを変えているみたいだ(ターン中、ターン直前は完全に横を向いている)。
試すこと
以下があってるかわからないので、試してみて適時更新すること.
- 縦軸: ノーズ ←→ テール
- 横軸: 波側 ←→ 沖側
重要
これを一番忘れないで試す事
クロスステップする際、まずは前足に荷重するのは色々書かれている。その際、上のホノルア・ブロムフィールドの様に前足をノーズ側に向ける。
これをする事で、後ろ足の横軸の位置が多少変更があっても前に足を出しやすかった(シャドー、まだ海では試していない).
前足
前足はストリンガーの上をキープ(横軸の移動はない様に見える).
ただしフロントサイドとバックサイドで、横軸もストリンガーの上は上でも微妙に中心は変わってくる(波側に寄る).
以下を参照.
Stylish Longboarding, ボードの中心は本当にストリンガーの真上?, p.48
前足のつま先は完全に前を向いている.
後ろ足
後ろ足はターンをする時はテール側にバックして、横軸は波側に置く。
ターンが終わったらニュートラルポジションに戻る(ニュートラルポジション、又は少し波と反対側?これはケース・バイ・ケースな気がする).
前足に荷重してからクロスステップ.
メモ
- 後ろ足を前足よりも前に出して静止できるか?練習するのはどうだろうか
参考
この動画だといわゆる足を交差する、最初に思い描いたクロスステップっぽい。やはりケース・バイ・ケースなのかな...?
ノーズライディング
種類
- 基本的なノーズライド
- ハングファイブ
- ハングテン
- チーターファイブ
ポジション
波のトップから仕掛けるのが鉄則.
ウォーキングはボードが波のミドル〜トップのポジションにあるときが仕掛けどき。また目の前のフェイスが掘れているということも、ノーズライディングの条件のひとつだ。
ボトムから上げてトップでセットアップ.
ボトムにボードがある場合は、ターンして波のトップまでボードを上げて、そこから仕掛ける。ラインをミドルよりも上まで上げて、一気にウォーキング。ノーズライドしてからのライン取りは、サーフィンの基本であるダウンザラインとなり、再びボトムまで下がる。
確実に上達するロングボードサーフィン, p.116
01 波の中腹から上に向けてボードをセットし、波側に一歩目を出す
02 二歩目でハング・ファイブをメイク。前足荷重で加速する
03 加速しすぎてボードが下がってきたので微妙に後ろ足に荷重する
04 後ろ足に荷重するのは、ボードを上げ、スピードを殺すのが目的だ
05 後ろ足への荷重を強め、ブレーキングしてスピードを殺す
06 上体を倒し後ろ足荷重をより強め、スピードを更に殺す
07 ブレーキングが完了。ここから再び前足に荷重し、加速に入るStylish Longboarding, 07-002-ラインを下げないことが長くノーズライディングする秘訣, p.94-95
ウォーキング
ロングボードの大会の実況で「自分が移動するのではなく、ボードを出し入れする」と解説していた。
「歩くのではなく、ボードを滑らせることをイメージすれば、もっとスタイリッシュになる」
"ウォーキング"というよりも、直立した状態で、足でボードを前に送り出したり、戻したりして、ボードを"動かしている"ように見れるのだ。
そう見える理由は、ボードが安定し、滑らかなクロスステップをしているという証明に他ならない。
Trimming on The Wave, PART2 Walking Noseriding, p.37
クロスステップ
なぜロングボードで前後に重心移動する際に、クロスステップでウォーキングする必要があるのだろう。
...(省略)...
クロスステップの場合、ステップしているとき、どちらか一方の足にしっかりと荷重する(フロントサイドの場合つま先側、バックサイドの場合かかと側)ことができる。これに対してシャッフルは、両足の足に常に交互に力がかかってくるため、一定の力をレールに荷重しながらステップする事ができない。こうした理由から、ロングボードをコントロールするためには、クロスステップでウォーキングする方が適しているといえる。
池田 潤のロングボードクリニック, ウォーキング, p.64
上体と腰を出来るだけノーズ方向に向けて歩く。
しかしよこ向きに歩いては歩行はままならない。人は通常歩く時、正面を向いて左右の足を交互おに出しているが、ボードの上でもkろえと同じ歩き方をすればいい。つまり上体と腰を出来るだけノーズ方向に向けて歩くのだ。
確実に上達するロングボードサーフィン, p.120
土踏まずはストリンガーの上に
ステップを踏む場合はボードが左右にぶれないように注意。ステップする足は写真のように土踏まずがストリンガーの上に来るようにするのが基本だ。
ザ・サーフテクニック ロングボード編, クロスステップの練習, p.105
コントロール
「ウォーキングの意味は歩くことだけじゃない。スピードをコントロールすることが本来の目的」
ウォーキングをただノーズへ行くための手段と思っているロングボーダーは、実に多い。
まだサーフボードが木製だった時代、ウォーキングの目的は、ライダー自身が前後に歩いて、そのあまりにも重いボードのスピードを調節する事にあった。言わばノーズライドは、ウォーキングのオマケに過ぎなかった。
スピード調整の基本は、前が加速(オン)、後ろが減速(オフ)だ。このオンとオフの間にあるのがニュートラル・ポジション。この部分はクルマのニュートラル・ギアと同じで、ボードに何のパワーを与えない。この三つのポジションを組み合わせることで、いろんな波を乗りこなせるだろう。
Trimming on The Wave, PART2 Walking Noseriding, p.38
- ノーズでヒザを曲げて前荷重にすると加速
- ノーズでヒザを伸ばして後ろ荷重にすると減速
「ノーズでのスピード・コントロール。それが長いライディングをするための秘訣だ」
ちょっとでもノーズに足がかかるようになったら、次に目指すのは、"ノーズでライディング"することだ。例えハング・ファイブと同じ格好が出来ても、ボードがコントロール出来ていなければ、それは本当の意味でのノーズライディングとはいえない。
まず覚えたいのは、ボードのスピードコントロール。そのカギとなるのが"ヒザ"だ。ノーズにかけた前足のヒザを"曲げる"ことと"伸ばす"ことによって、ボードの"加速(ON)"と"減速(OFF)"が出来るのだ。
前足でノーズをおそうとするとヒザは自然に曲がり、体は前重心になる。そして、ボードに足を乗せたまま荷重を小さくしようとしたら、足は自然と伸びて後ろ荷重になる。
初めは理屈よりもヒザを曲げたら加速(ON)、伸ばしたら減速(OFF)と単純に覚えておけばいいだろう。
Trimming on The Wave, PART2 Walking Noseriding, p.42
- 波側に荷重すると加速
- 反対側に荷重すると減速
「レールを使うことを覚えれば、ノーズライディングはもっと楽しくなる」
波側に重心をかければ、レールが食い込んで、ボードは加速(ON)する。そして、反対側のレールに重心をかけて、波側のレールを浮かしてやれば、ボードは減速する。
Trimming on The Wave, PART2 Walking Noseriding, p.44
ハングファイブの時に後ろ足を波側に移動したり、逆に移動する事でレールを入れたり抜いたりする。それとヒザや足首での加減速を組み合わせる。
ON
後ろ足を波側のレールに移動。レールが波に食い込み、一気に加速。ノーズが下がり、ボードが上げる水しぶきも、激しい。
OFF
後ろ足の位置に注目。ストリンガーより手前にステップして、レールを抜いている。それにより、ボードが波から外れて減速している。
Trimming on The Wave, PART2 Walking Noseriding, p.45
2022年目標
残り僅かだけど来年もやるのに書いておく
- 150回/年(手術で2ヶ月出来なかったの考慮)
技術
- ✅ レギューラー・ライトの波の苦手意識の克服
- ✅ ミッドレングス乗れるようになる
- ✅ プルアウト出来るようになる(100%じゃなくて良い/NSA4級相当)
- 当てられる様になる
- フロントサイドトップターン(少し出来る様になった程度で良い, クオリティは来年)
- ✅ フロントサイドボトムターン(少し出来る様になった程度で良い, クオリティは来年)
- ✅ バックサイドトップターン(少し出来る様になった程度で良い, クオリティは来年)
- ✅ バックサイドボトムターン(少し出来る様になった程度で良い, クオリティは来年)
- 猫背を治す
- ガニ股を治す
- ✅ ローリングスルー
ロングボード
- ✅ノーズに指をかける(一瞬、まぐれの1回だけでもいい)
メンタル
- ✅ 台風スウェルを楽しめるようになる(恐怖心の克服とゲットアウト技術の強化)
- ✅ ムネカタアタマの海で楽しめるようになる(恐怖心の克服とゲットアウト技術の強化)
- ✅ オンショアが強い日のグシャグシャの海を楽しめるようになる
- ✅ 撮影面倒臭がらないでなるべく撮影する
2022/10/31 - Green Room...もどき
普段はinstagramで毎回振り返りをしているけど、特別な日はblogの方に書いていこうと思います。
グリーンルームもどき
今日は初めてグリーンルームの景色を見れました。
一瞬だけ...
ギリギリまで乗りすぎてショアブレイクに巻き込まれたんですが、その時に一瞬だけ、いつも写真や動画で見るあの光景を見ることができました。チューブじゃないしショアブレイクに巻き込まれて腰を打ちましたが、紛れもなくあの光景でした。感動しました...
そこからは変なスイッチが入ったのか、今まで出来なかった事が一気に出来るようになりました。
苦手だった事の克服
スポーツだけじゃなく勉強とかでもありますが、今まで出来なかったのにある日急に出来るようになる事があります。まるで回路・シナプスが繋がったかの様に急に。それが今日でした。
ライトの波・レギュラーのテイクオフ
苦手だったライト波・レギュラーのテイクオフが普通に出来るようになりました。
スノーボードの感覚で前にコケるのが怖い、コケるならお尻からコケたいというのがやり始めた時からあってずっとレギュラーに苦手意識がありました。でも苦手意識があるだけでやったら乗れる、それでも試行回数が少なくて苦手だったのが今日ほぼ克服出来ました。
ロングボードから始めたので最初から斜め横に入れてテイクオフみたいなのが身にしみているのですが、普通に真っ直ぐテイクオフしてすぐにレギュラー方向にボトムターンすればいいんじゃないか?と自転車漕いでて気が付き、やってみたら出来ました。レフトにのってフロントサイドのターンが普通に出来るんだからそれと同じじゃん、と。出来ました。
そして多くの人がグーフィーじゃなくてレギュラー乗りたがる理由が解りました。確かに乗った後はレギュラーの方が全然良いですね。
プルアウト
プルアウト出来ないので悩んでいたのですが、レギュラーだと普通にプルアウトが出来ました。
あれ?こうやるのか。
そしてその後、ライトの波に乗って最後にライトでもプルアウト出来ました。
一気に出来なかった事が出来る様に。
後はこれを人が多いところでもやれるように、ついついレフトに逃げない、続ける事で体に覚えさせる。